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利用者の自立心を尊重しよう
ホームヘルパーの最大の役割は、高齢者や障害者の自立した生活をサポートする事です。そのため、ホームヘルパーはサービスを通じて利用者の自立意欲を引き出す事が大切です。よかれと思ってあれもこれも手伝ってあげる事は、逆に利用者の自立意欲を失わせる事にもつながります。利用者の自立心を引き出すためには、利用者の「できる事とできない事」を見極め、「自分でできる事は自分でやる」という利用者の意識を尊重する事が必要です。このようにすべてを手伝うのではなく自分でできる部分は見守っていく事を「見守り介護」といいます。
できる部分は自分で行う事がリハビリにつながったり、達成感を生んだり、自立意欲を高める事になります。ただし、どの部分で手を貸すか、どの部分で見守るかをあらかじめ利用者や家族と話し合っておく必要があります。この事前の確認がないと、サービスを怠っているともとられかねません。しっかりコミュニケーションをとることで、サービスに対する意思統一を図っていくようにしましょう。
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