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生活援助とは
生活援助とは、料理や洗濯、掃除など日常生活をサポートすることをいいます。これだけを聞くと家政婦(ケア・ワーカー)の仕事と混同してしまう方がいますが、ホームヘルパーが行う生活援助はそれを行う事によって利用者の生活の質が高まり、自立意欲を向上させるものでなければなりません。そのためには利用者が望んでいる事、目標としている事をよく理解し、できるだけ本人の自立意欲が高まるように生活援助を行っていく事が大切です。
生活援助をする上で注意しなければならない事は、できるだけ利用者の価値観を尊重するという事です。よかれと思ってきれいに部屋を片付けても、人によっては「多少散らかっていた方が気分が落ち着く」と思う場合もあります。また、調理に際しても食材の「食べられる部分」「食べられない部分」の考え方に違いがあることだってあります。お年寄りによっては「捨てるなんてもったいない」と怒ることだってあります。このような価値観のずれは挙げるときりがないのですが、気持ちよくサービスを提供するためにも、利用者とコミュニケーションをとる事が大切です。ただし、利用者の個性や意思を100%実現する事が必ずしも生活の質が向上するとは言い切れません。もし必要であれば利用者に提案し、よく話し合ってみる事も大切です。それでも納得してもらえない場合は、上司やコーディネータに相談するようにしましょう。
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