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養成研修をどのように受けるのか

 ホームヘルパーとして3〜1級の認定を受けるためには、厚生労働省が定める養成研修を受講し、カリキュラムを修了する必要があります。この養成研修を行っているのは大きく分けると、行政機関と民間機関の2つがあります。行政機関の養成研修は自治体や社会福祉協議会、福祉公社などの団体が行っており、教科書代などの実費以外は無料のケースがほとんどです。しかし受講条件として、研修修了後に開催機関に登録して働くかどうかを問われる事が多々あります。

 民間団体の養成研修は入学金や受講料がかかりますが、受講条件などは特に定められていないため、修了後の就職に制約が付く事はありません。また、通学制だけでなく通信制コースなども設けられている事が多いので、自分のスケジュールに合わせての学習が可能となります。どの養成研修を受講しても、カリキュラムを修了すると「修了証書」が発行されます。この修了証書は発行した講座の団体が違っても、就職先で格差や差別を受ける事はありません。そのため、自分の金銭面や就業スタイル、学習時間などをよく考慮した上で、養成研修の受講先を決めるようにしましょう。


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