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巡回型ホームヘルプサービス
利用者宅に2〜3時間滞在してサービスを提供する事を「滞在型サービス」といいますが、これに対して、利用者宅の滞在時間が15〜20分で限定したサービスを行い、多くの利用者宅を回る事を「巡回型サービス」といいます。サービス内容としては、日常生活に欠かせないおむつ交換や排泄介助、口腔ケアなどがあります。ポイントを絞ったサービスですが、利用者の生活の質を向上させ、自立意識を大幅に高める効果が期待されています。具体的な内容としては、夜間や早朝のトイレ介助、口腔ケアなどがあります。これを毎日家族が行うとするとかなりの負担となりますが、この部分だけでもヘルパーが行う事によって、家族が無理なく介護を続けられるようになります。そのため、巡回型サービスは夜間や早朝が中心となります。また、夜間に家族が寝静まった頃に訪問するケースもあり、その場合はあらかじめ訪問先の家の鍵を預かっておく事になります。そのため、「滞在型サービス」以上に利用者との信頼関係を築いていく事も必要になってきます。
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