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介護保険とホームヘルパー
介護保険制度とは、40歳以上の国民が負担する保険料を主な財源として、介護が必要な人の度合いに合わせて本人が費用の1割負担する事で介護サービスを提供するものです。介護サービスを受けるためには、まず市区町村役場に申請してどのくらいの介護が必要かを決める「要介護認定」を受けます。要介護認定によって決められたランクによって給付金額が決まり、その範囲内でサービスが提供されます。どのサービスをどのように組み合わせるか、どのサービス提供事業者からサービスを受けるかなどは、基本的にサービスを受ける利用者の意向を反映した上でケアマネージャー(介護支援専門員)が調整を行います。
ホームヘルパーが携わるのは、在宅サービスのうちの訪問介護と呼ばれるサービスが中心となります。これは介護を必要とする高齢者宅を定期的に訪問し、入浴や排泄、食事などの日常生活を手助けするものです。1回の訪問で2〜3時間滞在して生活援助・身体介護を行う介護スタイルを「滞在型訪問介護」、短時間で限られた内容の介助をするスタイルを「巡回型訪問介護」といいます。週のいつ、どの時間に訪問してサービスを行うかは、ケアマネージャーが作成するケアプランに示されており、ホームヘルパーはそのスケジュールに従って利用者宅を訪問する事になります。
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